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2014年07月31日

産後クライシスについてちょっと勉強してみたよ。

同世代では身近なところでも、結構な問題も見えてきている「産後クライシス」。
二冊ほど本を読んで考えてみました。

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読んだ本は、「産後クライシス (ポプラ新書): 内田 明香, 坪井 健人」と「産後クライシス なぜ、出産後に夫婦の危機が訪れるのか (角川フォレスタ): 岡野 あつこ」の二冊。


(009)産後クライシス (ポプラ新書)

産後クライシス なぜ、出産後に夫婦の危機が訪れるのか (角川フォレスタ)

「産後クライシス」ってなんだろなって思う方も多いはずなので、ちょいと説明。

一言で言えば、「出産をきっかけに、夫婦仲が悪化する現象」です。

産後は女性のホルモンバランスが大きく変わって色々しんどくなったり感情の起伏が激しくなったりするものですが、それに加えて夫の長時間労働&低所得に伴う家事・育児の一方的な負担プラス経済的困難、さらに現代社会特有の現象である頼れる家族や隣人との関係希薄、などなど、現代社会における産後の環境はトンデモナイ状況です。

産後クライシスはどうしても妻の側から語られること、また夫の側も妻に対してどう接すれば良いのか深く悩みがちなものです。
でも、上記の社会状況を考えてみれば、男性も家庭と職場の板挟みになって、かなりしんどい状況だよなぁって思えてきませんか?

自分自身を振り返って見た時に、産後は、
To Be Freedom: 新米パパへ 妻がママになった途端、あまりにも変わってしまったのはなぜなのか? 〜産後うつ防止とその対応について〜
↑こんな感じだった訳です。

僕らの状況っていうのは、ホントにめちゃくちゃ恵まれていて、それでもこれくらいのことは起こる訳です。

僕らがどれくらい恵まれているかって言うと、
まず、僕がうつキャリアだったこと。
二人とも、家事ができること。
僕の職業が時間的にある程度自律できること。
双方の両親を頼ることができること。
結婚から出産までの間が三年もあって、お互いのクセ性分が重々理解できていたこと。
その三年間、里親として子育て経験があったこと。
加えて直前に甥っ子が二人も生まれて、出産育児を間近で手伝ったこと。
妻も出産後もほぼ確実に職に就ける専門的な資格を持っていたこと。

産後の状況として、これだけ恵まれている夫婦は、まず出会ったことがありません。
それでも、「少々」とは言いがたいしんどさはあった訳です。

つまりは、産後に夫婦関係がしんどくなるのは、当たり前なんですよね。

でも世間的にはまだまだ、「産後が人生の幸せの絶頂」っていうイメージは根強くある訳です。

これはもうね、「産後ってそういうもんだ」っていう理解が広まるべきだと思います。

で、夫婦お互いに、相手に求め過ぎない、期待しすぎない、でもちゃんと共通の夢はでっかく持とうってことです。
究極的には、もうそれだけです。

妻の側の「察してよ!」

無理です。

夫の側の「ちょっと穏やかになってよ!」

無理です。

お互いやるべきこと、言うべきことは感情的ではなく冷静にコミュニケートしましょう。
そして幸せな家庭を築くには、どうすれば良いか?をちゃんと話し合いましょう。

「産後クライシス」を乗り越えた先にこそ、夫婦の幸せがあることは確かですから。



ちょっと取り留めなくなっちゃったので、夏の空でも眺めて気分転換を。
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<参考リンク>
産後クライシス - Wikipedia

<blog内関連記事>
To Be Freedom: 新米パパへ 妻がママになった途端、あまりにも変わってしまったのはなぜなのか? 〜産後うつ防止とその対応について〜

posted by わけい at 21:06| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。久しぶりの訪問です。
「産後クライシス」って初めて聞きました。
わけいさんご夫婦は産後クライシス乗り越えられた経験者なんですか。
長い人生、いろんなことがありますね。
産後にこのような状態になるのは、その時期にその状態が必要なのだからでしょうか。
人間の心と身体、不思議だらけですね。
Posted by おきょう at 2014年09月05日 22:29
おきょうさん

お久しぶりです!
どうされているか、気になっておりました☆

こちらもなかなか更新できていませんが、またご訪問下さるとうれしいです♪



>産後にこのような状態になるのは、その時期にその状態が必要なのだからでしょうか。

色んな問題が複合的に絡んでいると思います。
女性がホルモンバランスの変化でイライラしやすくなったり疲れやすくなったりするのは、他の動物でも、「子育て中の親は気が立っている」っていうことがよくあるように、その状態が必要だからだと言えると思います。

一方で、父親の側にとってもやはり働き盛りの年齢である場合がほとんどでしょうから、出産前後の母親が大変な時期に仕事量がどんどん増えていくタイミングとかち合ってしまえば、お互いに支えることが難しくなってしまいます。
その時に、どちらかの両親や地域の支え、愚痴やアドバイスを言い合える友だちの存在などがなければ、「産後クライシス」となってしまうのはほぼ確実ではないでしょうか?

こういった状況が普通に起こるものだという前提の下で、父親の仕事量、母親のメンタルへの理解、互いの両親との関係改善、地域や友人の確保などをできる範囲で先回りして準備しておけば、その辛さは対策の分だけ軽減していくと思います。

この記事で言いたかったのは、それでもなお、「やっぱりしんどいもんだよ」ってことを知って欲しいということです。
特に、当事者だけではなく、周囲の方に。

で、当事者の方にも、そのしんどさを乗り越えられれば、もう一段上の幸せが見えてくるから、大丈夫だよと伝えたいです。

おきょうさんの周囲に、子育て中の方、出産前の方がいらっしゃったら、ちょっとだけで良いので、気を回してあげてみてくださいね☆
Posted by わけい at 2014年09月06日 14:20
ご心配かけてすみません。先日はほんと久しぶりの訪問&コメントでした。私ごとき者に気をかけて下さりありがとうございます。

私は出産子育ての経験がありませんので本当のつらさはわかりません。
クライシスだけに限らずですが体験者の色んな角度からの話を聞いて勉強し、
相手の立場に立ってつらい人に寄り添えるような人になっていきたいです。

私の知らない世界のこと教えて下さりありがとうございました。
Posted by おきょう at 2014年09月17日 23:21
おきょうさん

>クライシスだけに限らずですが体験者の色んな角度からの話を聞いて勉強し、相手の立場に立ってつらい人に寄り添えるような人になっていきたいです。

こんな風に思えるって凄いですね!

私も、自分自身の体験はできるだけオープンにして知ってもらうようにして、人の体験もしっかり聴くようにしたいと思います☆
Posted by わけい at 2014年09月18日 21:03
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