新型コロナウイルスに感染し、発症しました。
取り留めない内容ですが、何かの参考になるかもしれないと思い、記録を書いておきます。
結論
どんなに気を付けていても罹る時は罹りますが、生涯罹らずに済むなら、罹らない方が絶対に良いです。
年明けから、オミクロン株の猛威があり、居住地域は感染爆発状態。
家庭内でもマスクを付けての生活を心掛ける。
子どもの歯磨き仕上げの際は、マスクに加えてゴーグルも使用していた。
コロナワクチンは2回接種済。3回目の案内が5月に来る予定だった。
これらの努力の甲斐あってか、3月の父の葬儀では、家族みな感染することなく、つとめ終えることができた。
けれども、努力だけでは、防ぎ切れるものでない感染症だと実感。
4月30日(土)昼
子どもが腹痛を訴える。
若干ぐずるので、昼食は抱っこして食べさせた。
熱は37.5℃程度。
突発的な発熱だと思う、というか、思おうとしていた。
5月1日(日)朝
子どもの熱が下がらないまま朝を迎える。
市の保健所のHPに掲載されている、検査施設を調べる。日曜日のため、数はかなり少ない。電話連絡後、2キロほど離れた診療所を受診。
その場の抗原検査では陰性。
帰りの車内にて、PCR検査結果陽性と連絡。
子どもの熱は39℃
この夜から、私も38℃くらいの発熱。
5月2日(月)朝
改めて市の保健所のHPに掲載されている検査施設を調べたところ、月曜日のため、すぐ近くの診療所でも可能と解る。
8時過ぎに電話連絡。
電話対応して下さった方から、受診しなくても「みなし陽性」が可能かも知れないと言われる。
9時過ぎに折り返しの電話。
「みなし陽性」として保健所に発生届を出して下さるとのこと。
この時点では、私自身の発熱はさほど高くなく、身体も少しダルい程度。ワクチンのお陰かと軽く考え、この機会にゆっくり過ごそうなどと甘く考えていた。
5月2日(月)昼
38℃代後半の熱が続く。
以降、5月4日まで高熱が続く。
喉がただれたように激しく痛い。
5月2日(月)夕方
市の保健所からスマホにショートメッセージ。
My HER-SYSという、コロナ感染者情報管理システムのリンクが送られてくる。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00129.html熱の合間を縫って、登録と回答。
体温や症状を記録していく。
以降、5月11日まで、毎朝リンク付きショートメッセージが送られてくる。
この記録は、「みなし陽性」を出して下さった診療所でも見れるそうで、時々、状況確認の電話を下さった。
5月2日(月)〜5月4日(祝)
38℃代後半の高熱が続く。
発熱は免疫反応なので、できるだけ解熱剤を使わない方が良いと思い我慢するが、あまりに続くので、一度だけ服用。食欲はほとんどない。
子どもの高熱は5月3日まで。39℃前後。
5月5日(祝)〜5月8日(日)
37℃代の発熱が続く。
左耳が聞こえにくい。
舌の奥が、シャンプーを誤飲した時のように苦い。味覚障害なのか、高熱が続いて感覚がおかしくなっているだけなのかは不明。
子どもは、いつもより元気は無いが、テレビを見たり本を読んだり、レゴで遊ぶ時もあった。
この間、親戚が何人も食料品を届けて下さる。
5月9日(月)〜5月11日(水)
熱は下がったものの、今度は自律神経がおかしくなったのか、熱いのか寒いのか解らない状態が続く。
体温計は、35℃代後半から37℃代前半を行ったり来たり。
食欲は戻って来たというより、とにかくとにかく、空腹を感じる。
子どもはオンラインで授業を受けたり、自主学習。
5月12日(木)
晴れて、隔離期間を満了。
「みなし陽性」を出して下さった診療所に初診料のみ払いに行く。
保険会社に問い合わせ、自宅療養でも保険金が支払われると教えて貰う。
ただし、子どもはMy HER-SYSで「療養証明書」を出せるが、「みなし陽性」の場合は、保健所に問い合わせて書面の「療養証明書」を発行して貰わなければならないとのこと。
保健所に電話したら、フリーダイヤルの一本化窓口を案内されたので、そちらに電話をして手続き開始。
以上。
潜伏期間が短いので、家族全員が一気に発症し、一気に療養期間解除されたので、心配事はとても少なかった。
ゴールデンウイーク期間ということもあり、仕事にも子どもの学業にも、影響が最小限だった。その上、ゴールデンウイーク期間中にも関わらず、受診、検査をして貰えた。
感染拡大のピークを過ぎていたので、病院も保健所も保険会社も、あらゆる機関がすべて対応に慣れておられ、ストレスも不安もほとんど感じずに対応して貰えた。
食料品を運んで下さるなど、支えて下さる親族がたくさん居た。
何より、誰も重症化することなく、全員が「いわゆる軽症」で無事に療養期間を終えることができた。
私達一家は、とんでもなく、恵まれていたと思う。
だけれども、症状はとてもツラかったし、同じ思いはできるだけ誰にもして欲しくないと思う。
とは言え、同時に、それなりに感染対策には気を遣って生活してきた自負もある中での感染だったので、ホントに、誰がいつ罹ってもおかしくない感染症であることを痛感した。
特に、子どもから大人への感染は、ぐずれば抱っこしてやらなければならないし、一人ぼっちで寝かせる訳にもいかないから、防ぎようが無いと言えるくらい、対策が難しいと思う。
だから、感染してしまった人を責めるのは、明らかに間違っている。
そしてだからこそ、対策できる人は、精一杯、対策して欲しいと思う。
たとえ軽症と呼ばれる症状であっても、苦しむ人が、一人でも少なくなるように。
結論。
どんなに気を付けていても罹る時は罹りますが、生涯罹らずに済むなら、罹らない方が絶対に良いです。
にほんブログ村