亡くなったのは、百歳を少し超える方でした。
私がお付き合いを始めたのは、まだ数年前。この方がちょうど百歳になられた頃のことです。
それ以来、だいたい一か月に一度、お顔を拝見していました。
一か月半ほど前まで、本当にお元気でした。
約一か月前にお会いした時、足腰が急に弱くなられ、心配しておりましたが、そこから僅かな日のご逝去に、寂しさを感じます。
非常に信心深い方でした。
そのお姿にお会いするたびに、本当に、尊敬の想いが溢れました。
半年ほど前にお邪魔した時、ご自身で作られた食事を召し上がりながら、NHKでしょうか、TVの宗教者インタビューをご覧になっていました。
「動いてこその信仰」
という出演する宗教家の発言が、まるでこの方の人生そのもののような、それでいて、これから先の歩み方をこの方自身が学び続けていらっしゃるような、そんな姿勢を感じ、益々尊敬の念を抱いたのでした。
御葬儀からの帰り道、この数年の関わりを振り返りながら、一人トボトボと歩いていると、桜吹雪が襲い掛かってきました。
まるで、これから先の何かを託されたかのような心地になって、笑みと共に、少しキリっとした心持ちになりました。
頭の上に桜が乗っていたようで、その後すれ違う人、みんながクスッと笑っていらっしゃいましたが。。。笑

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