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2018年12月30日

今年一年振り返り。

今年も残すところ二日となりました。

今年一年を振り返っておきたいと思います。
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今年一年を一言で振り返ると、「出会い」の一年でした。
本当にたくさんの方々と、ありがたい出会い、ありがたい握手をさせて頂く事ができました。

<今年のmy流行語>
「顔晴ろ」
顔晴ろっ.png
今年出会った方から教えて頂き、このスタンプに大ハマりしました。

<今年のmy流行曲>
amazarashi 『たられば』

車を運転中、ラジオから流れて来て感動して以来、聴き倒しました。

<今年の一冊>
鈍感な世界に生きる 敏感な人たち

自分の説明書と出会った気がしました。

<反省>
今年の書初めは、「愚直」でした。
KIMG0202.jpg
元々、愚直そのものな性格なので、やろうと思わなくても、イヤでもそうなってしまう感じはありますが。。
自分に素直に、自分らしく愚直に生きてみて、その結果、こんなにもたくさんの人と出会うことができ、こんなにもたくさんの笑顔を見る事ができるのか、って驚きの結果を得ました。


さてさて、こんな私ですが、今年一年もお世話になりましたm(__)m
また来年も、どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

良いお年〜☆

<blog内関連記事>
To Be Freedom: 書初め@2018 http://tobefreedom.seesaa.net/article/455921751.html
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posted by わけい at 11:15| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月29日

オススメの映画。

最近、若い男の子達から、オススメの映画を尋ねられたので、改めて、自分が好きな映画を思い出してみました。
で、七作品に絞って伝えてみたので、ここにも書いてみます。
できるだけ、アマゾンでレンタルできるリンクを貼っています(レンタルの無いものは、DVD販売のリンクだけ貼っています)し、レンタルショップでもほぼ置いてあると思うので、年末年始の友にでもしてみてください。
timeline_20181206_200908.jpg




「A・A2」(監督:森達也/1998/2001/日本)
地下鉄サリン事件の後、オウム真理教の内部をドキュメントした映画。内側に入ってみたものの、ただただ、カメラを回し続けただけに等しい作品。でも、誰も見たことがない世界。そしてごく当たり前の世界でもある。
https://amzn.to/2Rda5fQ
https://amzn.to/2CxET2w

「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日(Life of Pi)」(監督:アン・リー/2012/アメリカ)
インドで生まれ育った少年が、ベンガルトラと救命ボートで漂流する話。多彩な宗教観をバックボーンにした映像の美しさに引き込まれるけれど、それはこの映画の真実ではない。
https://amzn.to/2AfaHrv
https://amzn.to/2ENOg0A
https://amzn.to/2BBZhxY

「フルメタル・ジャケット(Full Metal Jacket)」(監督:スタンリー・キューブリック/1987/アメリカ)
ベトナム戦争時のアメリカ兵を描いた名作。
でも多分、描きたかったのは反戦とか、兵器のカッコよさとか、およそ戦争映画の目指すものとは違うものだと思う。
https://amzn.to/2CwLSc9
https://amzn.to/2BGB75p

「時計じかけのオレンジ(A Clockwork Orange)」(監督:スタンリー・キューブリック/1971/アメリカ)
「フルメタル・ジャケット」と同じ監督とは思えないくらい、全く違う作品。その後のサブカルチャーに絶大な影響を与えた映画だけれど、その画がぶっ飛び過ぎていて、視聴一回目はストーリーが頭に入って来ない。
https://amzn.to/2CyDAAt
https://amzn.to/2CxnZRO

「オール・アバウト・マイ・マザー(原題:Todo sobre mi madre, 英題:All About My Mother)」(監督:ペドロ・アルモドバル/1999/スペイン)
タイトルの「my(I My Me Mine」にあたる人物は、映画の冒頭に死にます。
子育て、同性愛、HIV、宗教etc。。様々な人生の苦難を多彩に盛り込んだ作品。
https://amzn.to/2EQvsxA

「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(Hedwig and the Angry Inch)」(監督:ジョン・キャメロン・ミッチェル/2001/アメリカ)
ドイツからアメリカに移り住んだ、ドラッグクイーンのロックミュージシャンの半生を描いたミュージカル映画。ミュージカルとジャンル分けされるけれど、MVをストーリー順に並べたような作り。
https://amzn.to/2EORl0i
https://amzn.to/2EO186B

「嫌われ松子の一生」(監督:中島哲也/2006/日本)
重苦しい同名小説を、ミュージカル映画に仕上げた作品。
個人的に、ここに挙げた中で、最も視聴回数が多いです。
https://amzn.to/2EMa24P
https://amzn.to/2EJwJ9y

こうして、僕が強く影響された作品を厳選して並べてみると。。年代も、国も、テーマも全く違うはずなのに、ビックリするぐらい、全部似てる。。
多分、同じスタンリー・キューブリック監督であるはずの、「時計仕掛けのオレンジ」と「フルメタル・ジャケット」が一番離れていると思う。。
以下、共通点を3つに絞って書いてみます。

共通点1・作風
メチャクチャ重い話を、ポップに描いていること。
ドキュメンタリーの「A」や戦争映画の「フルメタル・ジャケット」も含めて、色遣いが多彩です。
しかも、ポップなのに、オシャレさとか、スマートさとは無縁。
例えば、「トレインスポッティング(Trainspotting) https://amzn.to/2Rbe8Ju 」のステッカーならどこかに貼って持ち歩いても良いけれど、上記の映画のステッカーは、どれを貼っていても頭のおかしい人にしか見られないし、そんな人が居たら、「あの人、頭おかしいんだろうな。仲良くなりたいな」と遠目から見て思う。

共通点2・エンディング
ポップだけれど、話は重いので、ハッピーエンドの作品は一つもありません。
ただし、バッドエンドでもありません。
しかも、閉じても無く開いてもいないエンディングです。
エンディングが「閉じている」というのは、誰がどう見ても、解釈は一つ、あるいはごく数通りしかない映画。
「開いている」というのは、ストーリーを最後まであえて描き切らずに、結末や解釈を視聴者に委ねる映画。
ほとんどの映画は、どちらかに分けられます。大衆映画の多くはエンディングが閉じていて、映画好きの人向きであったり、後年名作と呼ばれるようになる、前評判は良くないのに上映開始後急に話題になる映画は開いていることが多いです。例えば、「桐島、部活やめるってよ https://amzn.to/2BAeS0I https://amzn.to/2TaA1pD」とか。あくまで傾向ですが。
上記の七作品は、開いても無く、閉じてもいないです。
これだけ読むと「どういうこと?!」ってなると思いますが、そうとしか書きようが無いのです。

共通点3・どんでん返しが無い
エンディングに「大どんでん返し」もありません。
一応、「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」と「ライフ・オブ・パイ」には大どんでん返しはあります。
しかし例えば、「シックスセンス https://amzn.to/2T6Upbd https://amzn.to/2BCPWWH 」のように、それがなければ、それに気付かなければ、作品が成り立たないというようなものではありません。
「ヘドウィグ」も「ライフ・オブ・パイ」も、大どんでん返しに気づかない人も多いと思いますし、気付かなくたって、十二分に楽しめます。
事実、「ヘドウィグ」の大どんでん返しには、視聴五回目くらいで、一緒に見ていた友人に教えられて僕は気づきました。

まとめ
どれも、オシャレでも、スマートでも無く、はたまた聖人君子でも、希望に溢れた人でも、極悪人でも、不幸な生い立ちを背負わされた人でもなく、ごくごく平凡なのに、とんでもない世界に巻き込まれて苦しんでいく、愛すべき愚か者を描いた映画です。

七作品すべて、途中で必ず笑い、エンディングで涙さえ流せなくなる。

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posted by わけい at 19:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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