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2022年03月11日

DELL「Vostro 15 3582」をメモリ16GB、M.2 SSD1TBに大幅カスタマイズした話。

Vostro 15 3582ノートパソコン。生産性向上に不可欠な機能を装備 | Dell 日本 https://www.dell.com/ja-jp/work/shop/%E3%83%87%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%91%E3%82%BD%E3%82%B3%E3%83%B3/vostro-15-3000-3582-%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%91%E3%82%BD%E3%82%B3%E3%83%B3/spd/vostro-15-3582-laptop

我が家に、DELL「Vostro 15 3582」という、安いけれど、非力なPCがありました。

Windowsアップデートが始まると、何もできないくらい遅い状態になる上に、アップデートが永遠に終わらないんじゃないかっていうくらい、長い長い時間をかけてアップデートしてくれる、とても使えたもんじゃないと思えるPCでした。
しかしながら、我が家にあるPCの中で、唯一、Windows11へのアップグレードに対応しているPCでした。

そこでタイトル通り、

メモリを4GB→16GB
HDD1TB→M.2 SSD1TB

に大幅カスタマイズして活用を試みましたので、その顛末を記録しておきます。
ざっと苦労した点、杞憂だった点、そして失敗を書いておきますので、他の機種でも、SSD換装などのPCカスタマイズされる際には参考になるかと思います。

では、どうぞお付き合い下さいませ。





<用意したもの>

DSC_0522.JPG

Crucial SSD P2シリーズ 1TB M.2 NVMe接続
https://amzn.to/3KRZBL5


Panram ノートPC用 メモリ DDR4-2666 (PC4-21300) 16GB×1枚 260pin SO-DIMM
https://amzn.to/3MJyAuY


Novonest M.2 SSD ヒートシンク 2280mm 高性能SSD冷却ヒートシンク M.2 SSDクーラー アルミ製 熱伝導シート 両面サーマルシリコンパッド付き
https://amzn.to/3Ifxwvv


玄人志向 2.5型 HDD ケース / SSD ケース USB3.0接続 SATA 3.0
https://amzn.to/3CyKK56



<分解>
まず、裏側のビスを全て取り外します。(一本だけ抜けない仕様のネジがあります)
DSC_0538.JPG

DVDドライブを抜きます。
DSC_0539.JPG

DVDドライブを抜いた下に、ビスが二本あるので、これも取り外します。
DSC_0540.JPG

ビスは無くさないようにしましょう。SSDのケースが活躍してくれました。
DSC_0548.JPG

あとは爪で引っかかっているだけなので、パチパチパチと開けます。
DSC_0523.JPG
DSC_0525.JPG

<物理的作業>
内蔵バッテリーなので、まず、バッテリー端子を抜きます。
DSC_0541.JPG

メモリをサクッと交換。しっかり装着されていないと反応しないので、注意。
DSC_0544.JPG

M.2 SDDスロットがあるので、SSDを装着。
DSC_0542.JPG

固定用ビスがあるので、安心して装着できますが、今回購入したヒートシンクは、サイズが大きすぎました。
DSC_0545.JPG
一応調べたつもりでしたが、こういう失敗もあるので、皆様はもっとしっかり計ってから購入して下さいね。
サーマルシリコンパッドが同梱されていたのが、唯一の救い。

この時点では、HDDを外す必要はありません。
後ほどHDDを外すことになりますので、一度蓋は閉めますが、ビスは締めなくてもOKです。
続いて、PC画面を見ながらの作業になります。

<PC作業>
・SSDを認識させる
スタートボタンの上で右クリックしてメニューを開き、「ディスクの管理」をクリックして起動します。
ディスクの初期化をします。
初めて起動するとディスクの初期化画面が開くので、「パーティションスタイル」を選択して「OK」をクリックして下さい。
クローンを作成する場合は、コピー元のパーティションと同じ設定にしておくべきですが、今回利用するクローンアプリの場合、パーティション設定までクローンしてくれるので、この時点ではオールフォーマットでOKです。
MBRとGPTの選択が問われますが、2TB以下ならMBR、それ以外はGPTを選択。
(※2022年5月29日追記:Windows11のOSをインストールできるのはGPTだけで、MBRは弾かれてしまうと、twitterにてご指摘頂きました。インストールの際にGPTに自動的に変換してくれるようですが、フォーマットの時点でGPTを選択しておいた方が無難だと思います。)

この作業は、こちらのサイトを参考にしました。
[Windows10] Windowsで新しいSSD・HDDを認識させる方法! | スマイル・タイム https://smile-times.com/ssd-hdd-format/

・クローン作成
Crucial製のSSDを購入すると、高性能のクローン作成アプリが無料で利用できます。
「Acronis True Image for Crucial」でググるか、以下のリンクからダウンロード。
https://www.acronis.com/ja-jp/promotion/CrucialHD-download/

ちなみに、「SanDisk」「Western Digital」「Crucial」ではすべて「Acronis True Image」を使えますが、それぞれ「for〜」の部分を変更して検索して利用します。
SSDの接続が確認されないとインストールできないハイテク仕様。

「Acronis True Image」は、指示通りに走らせれば全自動なので、作業詳細は省きます。
一点付け加えると、Wi-Fiは一応切っておきましたが、アプリが自動的にCドライブをロックしてくれたので、この作業すら不要でした。
前述の通り、パーティション設定まですべて自動です。
今回の場合、一時間足らずでクローン完了。

Amazonのレビューには、クローンに失敗する例が散見されますが、「Acronis True Image for Crucial」を使えば、何の知識もなくてもさほど困ることはありませんでした。
購入時には少し不安でしたが、見事に、杞憂に終わりました。

<HDDからSSDに移行>
PCをシャットダウンして、再び物理的作業です。
とは言え、HDDを外すだけ。

トレーだけ元に戻しておきました。
DSC_0546.JPG

取り外したHDDは外付け変換ケースに入れます。
すぐフォーマットしちゃう方もいらっしゃいますが、SSDの方でエラーが出たり、想定外に早くSSDが故障することもありますので、しばらくはバックアップとして保管することをオススメします。
DSC_0549.JPG

この機種の場合、作業はこれだけ。
BIOSの起動ディスク設定すら必要なく、HDDを外して起動すると、SSDから勝手に起動してくれました。

ただただ高速になって、今までと同じ画面が現れます。
DSC_0535.JPG

何のエラーも発生せずに、無事、M.2 SSDに移行することができました。

ここで、ヒートシンクに引き続き、もう一つの失敗。
メモリは、16GBではなく、8GBで充分だった。
CPUが非力なので、ちょっとした作業をするだけで、メモリはスッカスカに空いてるのに、CUP使用率が常時100%なんていう状態になってしまいます。
DSC_0551.JPG

以上、DELL「Vostro 15 3582」をメモリ16GB、M.2 SSD1TBに大幅カスタマイズした話でした。
少しでもご参考になる箇所があれば、幸甚です。

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posted by わけい at 21:09| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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