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2018年12月29日

オススメの映画。

最近、若い男の子達から、オススメの映画を尋ねられたので、改めて、自分が好きな映画を思い出してみました。
で、七作品に絞って伝えてみたので、ここにも書いてみます。
できるだけ、アマゾンでレンタルできるリンクを貼っています(レンタルの無いものは、DVD販売のリンクだけ貼っています)し、レンタルショップでもほぼ置いてあると思うので、年末年始の友にでもしてみてください。
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「A・A2」(監督:森達也/1998/2001/日本)
地下鉄サリン事件の後、オウム真理教の内部をドキュメントした映画。内側に入ってみたものの、ただただ、カメラを回し続けただけに等しい作品。でも、誰も見たことがない世界。そしてごく当たり前の世界でもある。
https://amzn.to/2Rda5fQ
https://amzn.to/2CxET2w

「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日(Life of Pi)」(監督:アン・リー/2012/アメリカ)
インドで生まれ育った少年が、ベンガルトラと救命ボートで漂流する話。多彩な宗教観をバックボーンにした映像の美しさに引き込まれるけれど、それはこの映画の真実ではない。
https://amzn.to/2AfaHrv
https://amzn.to/2ENOg0A
https://amzn.to/2BBZhxY

「フルメタル・ジャケット(Full Metal Jacket)」(監督:スタンリー・キューブリック/1987/アメリカ)
ベトナム戦争時のアメリカ兵を描いた名作。
でも多分、描きたかったのは反戦とか、兵器のカッコよさとか、およそ戦争映画の目指すものとは違うものだと思う。
https://amzn.to/2CwLSc9
https://amzn.to/2BGB75p

「時計じかけのオレンジ(A Clockwork Orange)」(監督:スタンリー・キューブリック/1971/アメリカ)
「フルメタル・ジャケット」と同じ監督とは思えないくらい、全く違う作品。その後のサブカルチャーに絶大な影響を与えた映画だけれど、その画がぶっ飛び過ぎていて、視聴一回目はストーリーが頭に入って来ない。
https://amzn.to/2CyDAAt
https://amzn.to/2CxnZRO

「オール・アバウト・マイ・マザー(原題:Todo sobre mi madre, 英題:All About My Mother)」(監督:ペドロ・アルモドバル/1999/スペイン)
タイトルの「my(I My Me Mine」にあたる人物は、映画の冒頭に死にます。
子育て、同性愛、HIV、宗教etc。。様々な人生の苦難を多彩に盛り込んだ作品。
https://amzn.to/2EQvsxA

「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(Hedwig and the Angry Inch)」(監督:ジョン・キャメロン・ミッチェル/2001/アメリカ)
ドイツからアメリカに移り住んだ、ドラッグクイーンのロックミュージシャンの半生を描いたミュージカル映画。ミュージカルとジャンル分けされるけれど、MVをストーリー順に並べたような作り。
https://amzn.to/2EORl0i
https://amzn.to/2EO186B

「嫌われ松子の一生」(監督:中島哲也/2006/日本)
重苦しい同名小説を、ミュージカル映画に仕上げた作品。
個人的に、ここに挙げた中で、最も視聴回数が多いです。
https://amzn.to/2EMa24P
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こうして、僕が強く影響された作品を厳選して並べてみると。。年代も、国も、テーマも全く違うはずなのに、ビックリするぐらい、全部似てる。。
多分、同じスタンリー・キューブリック監督であるはずの、「時計仕掛けのオレンジ」と「フルメタル・ジャケット」が一番離れていると思う。。
以下、共通点を3つに絞って書いてみます。

共通点1・作風
メチャクチャ重い話を、ポップに描いていること。
ドキュメンタリーの「A」や戦争映画の「フルメタル・ジャケット」も含めて、色遣いが多彩です。
しかも、ポップなのに、オシャレさとか、スマートさとは無縁。
例えば、「トレインスポッティング(Trainspotting) https://amzn.to/2Rbe8Ju 」のステッカーならどこかに貼って持ち歩いても良いけれど、上記の映画のステッカーは、どれを貼っていても頭のおかしい人にしか見られないし、そんな人が居たら、「あの人、頭おかしいんだろうな。仲良くなりたいな」と遠目から見て思う。

共通点2・エンディング
ポップだけれど、話は重いので、ハッピーエンドの作品は一つもありません。
ただし、バッドエンドでもありません。
しかも、閉じても無く開いてもいないエンディングです。
エンディングが「閉じている」というのは、誰がどう見ても、解釈は一つ、あるいはごく数通りしかない映画。
「開いている」というのは、ストーリーを最後まであえて描き切らずに、結末や解釈を視聴者に委ねる映画。
ほとんどの映画は、どちらかに分けられます。大衆映画の多くはエンディングが閉じていて、映画好きの人向きであったり、後年名作と呼ばれるようになる、前評判は良くないのに上映開始後急に話題になる映画は開いていることが多いです。例えば、「桐島、部活やめるってよ https://amzn.to/2BAeS0I https://amzn.to/2TaA1pD」とか。あくまで傾向ですが。
上記の七作品は、開いても無く、閉じてもいないです。
これだけ読むと「どういうこと?!」ってなると思いますが、そうとしか書きようが無いのです。

共通点3・どんでん返しが無い
エンディングに「大どんでん返し」もありません。
一応、「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」と「ライフ・オブ・パイ」には大どんでん返しはあります。
しかし例えば、「シックスセンス https://amzn.to/2T6Upbd https://amzn.to/2BCPWWH 」のように、それがなければ、それに気付かなければ、作品が成り立たないというようなものではありません。
「ヘドウィグ」も「ライフ・オブ・パイ」も、大どんでん返しに気づかない人も多いと思いますし、気付かなくたって、十二分に楽しめます。
事実、「ヘドウィグ」の大どんでん返しには、視聴五回目くらいで、一緒に見ていた友人に教えられて僕は気づきました。

まとめ
どれも、オシャレでも、スマートでも無く、はたまた聖人君子でも、希望に溢れた人でも、極悪人でも、不幸な生い立ちを背負わされた人でもなく、ごくごく平凡なのに、とんでもない世界に巻き込まれて苦しんでいく、愛すべき愚か者を描いた映画です。

七作品すべて、途中で必ず笑い、エンディングで涙さえ流せなくなる。

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posted by わけい at 19:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月31日

熊野。

先日、母と二人で熊野へ。
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去年より更に遠くまでになりましたが、行けて本当に良かった。。

御縁という実感。
その有難さ。
生まれ育った環境の理不尽さへの感謝。
人が苦しみもがきながら生きることの美しさと、そんな懸命に生きて来た人と人が巡り合うことの不思議さ。

そんなことを考えました。

さて、
「行く道すがら神前を通る時には、拝をするように。」
と言われますので、寄れる所には寄ってきました。

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走行距離347km
片道5.5時間
長かったけれど、とても素晴らしい一日でした。

閉店間際のお店で頂いた、山菜そばがめちゃくちゃ美味しかったです。
長距離運転の疲れも癒され、無事に帰って来ることができました。
食堂 山ぎく
https://goo.gl/maps/4dbgtw2Y4v42


去年の記録
To Be Freedom: 青春の思い出を探しに行ったら、今の自分に出会いました。 http://tobefreedom.seesaa.net/article/454138709.html

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posted by わけい at 15:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月30日

ビジネスバッグのご紹介。

サンバサダープロジェクト【サンワダイレクト】 https://direct.sanwa.co.jp/contents/mail-magazine/sambassador/html/sbd180913.html

上記にて、ビジネスバッグのモニターになりました。
バッグが届いたので、レビューしてみたいと思います。
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さて、まず何よりも重要なのが、ノートPCがスッポリ治まるということ。
クッション性もあって、持ち運び安心です☆
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フロントポケットには、ペンホルダーなど、すぐに取り出したい物を整理して収納できる工夫が施されています。
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裏収納は、ジャバラ式になっていて、書類を入れておくのに便利そうですね。
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個人的に、「これはっ!」と思えたのは、鞄の底。
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これのおかげで、こんな風に、スマートに立ちます。
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キャリーサポートが付いているので、キャリーバッグを多用する私には、強い味方になってくれそうです!
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撥水加工も施されているようで、この秋雨の時期には、有難いですね〜☆

気になった方は、下のリンクからどうぞ。

ビジネスバッグ(15.6型対応・自立・撥水加工・ダブルルーム) 200-BAG133BKの販売商品 | 通販ならサンワダイレクト https://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/200-BAG133BK

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posted by わけい at 21:13| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月26日

癒しとは。

癒しとは。
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キレイな風景を見たり、

美しい音楽を聴いたり、

優しい言葉を聴いたり、

可愛い小動物のしぐさを見たり、

といったことで気持ち良くなる事、

ではなくて、

自分の人生の運命や使命などが、

「腑に落ちる」感覚のことだと思う。

昨日、そんな体験をして、心がホッとした。

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posted by わけい at 17:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月21日

親はなくとも子は育つ?

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親はなくとも子は育つと言うが、親は必要。


でも、それは世話をやいてくれる親ではなく、全面的に自分を肯定し、見守ってくれる存在。

それによって生きる安心感と希望が生まれる。
生きるうえで不可欠な、「自尊心」のバックボーンだから。


多くの人は、阿弥陀さまやユダヤの神、観音菩薩なんかを、その本来の教えから歪めて、全面的に自分を肯定し、見守ってくれる偉大なる存在として認識している。

そしてそれこそが、本来、人間が本能的に必要としている「神」であり、宗教に求める究極の癒しである。

だけれども、教義的にそれを実現してくれる宗教など、実はほとんどない。


さらに言えば、求める「神」像は最もか弱い時期を包み込み育ててくれた母性を体現してくれるものだが、先に挙げた神仏は全て、厳密には男性である。

観音菩薩なんかはその典型で、始まりは男性と言われているのに、いつの間にか、女性像あるいは中性的な存在として定着している。

もしも、見守ってくれている「親」として神を教義的に定義し、奉っている宗教があるなら、それは実はかなり人間の希求する本能的本質を突いたものであり、それが母性的なイメージで語られるなら、尚更求められる姿である。

と同時に、それはあまりにも、稀有な存在である。
しかしまた同時に、今まで多くの人がこれまでやって来たように、神仏を本来の教えから歪め、見守ってくれる存在として認識している以上、その稀有さに気づくこともまた、至難の技。

神様を、自分を生み育ててくれた親と同じように思い、それを生涯持ち続けることができるとすれば、人間が本能的に求めるものとして最上のものだと思う。
またこの定義は、自分を生んだ親を知らないとか、虐待されてきたとか、「親を親と思えない」という人にとっても、心の中の「親」の定義の次元を上げて認識できる教えであり、自尊心を持つための究極的な救いだと思う。

そんなもの、どこにあるだろうか?

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posted by わけい at 05:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする